商品説明
小五条袈裟 蘇芳地錆金二重蔓牡丹唐草(本願寺名物裂)縦405mm×横1215mm
蘇芳地にはうっすらと入子枡文様が入っており、また上品な錆金の蔓草紋様はその生命力の強さから「発展」に結び付く古来からの吉祥文様となっており、それらが相まって「益々仏法が興隆する」モチーフとなっており昔から仏教美術では欠かせない意匠となっております。
裏地は白地に小葵文様の緞子地です。
京都の天龍寺境内の三秀院に伝わる重要文化財の九条袈裟(不遷法序料)にも同様の「入子菱に二重蔓牡丹唐草」の名物裂が使われています。茶席で重宝された名物裂が御袈裟と結びつくようになったのは「禅茶一味」と言われるように、茶道が禅の精神と融合していった経緯がございます。本願寺と茶道もかかわりが深く、時の御門主様に重宝された本願寺名物裂も同様の二重蔓中牡丹金襴でございます。
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